2020.04.30
KINOMA 一級建築士事務所 株式会社キノマです。
壁の仕上げ材は、漆喰や珪藻土をお勧めしています。理由はマットで均一過ぎない質感がシンプルな空間に表情を与えてくれるところと、調湿、消臭機能が期待できるところです。
しかし、汚れが付いたときはビニルクロスのように拭くと取れる、という訳ではないので採用を考える方もおられるかもしれません。
自粛期間が続く今、長らく気にはなっていたのに放置してしまっていた我が家の漆喰壁のちょっとした汚れを落としてみました。
作業前↓何かのシミが確認できます
作業後↓完全に消えてはいませんがかなり薄くなってほとんど気になりません
作業といっても、木材用のサンドペーパーで軽く削っただけです
玄関の子供が荷物をぶつけて付けた色移りも、
サンドペーパーで軽く削ってスッキリしました
漆喰にしても、無垢の床材にしても、どうしても取れない汚れは、本当に薄く削るだけできれいな状態に戻すことが出来るのが良いところです。
多少の慎重さは必要ですが、自然素材、無垢材は案外おおらかに使っても問題ありません。近年はそういった傷や汚れも「味」「エイジング」というプラスの要素として評価されています。
自然素材、無垢材を活かした家にご興味をお持ちでしたら、是非KINOMAにご相談ください。